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  • kobayashisigeo

5/12 ジョージ・オーウェルの作品

更新日:2 日前

5月12日(日)<生田> 午後2時〜5時 

★5月の本
ジョージ・オーウェルの作品 『一九八四年』『動物農場』『オーウェル評論集』

5月12日のふふふ読書会(生田)の本は、ジョージ・オーウェルの作品です。

先月読んだ『本の栞にぶら下がる』の中でも、1章を割いて(「図書」連載時の1回分)書くほど、斎藤真理子さんには「気になる」作家であり続けたジョージ・オーウェル。私も「気にはなりつつ」購入したまま積んどくでしたが、斎藤さんの文章に休眠状態の関心が呼び覚まされました。

お隣韓国の脱北者の話に繋げて、「考えてみれば、私が長い間『一九八四年』を読むたびにうんざりしてきたのは、そこに描かれているのが予想もつかない醜悪さではなく、いやというほど予想のつく醜悪さであり、それが濃縮されていたからではないだろうか。そして、〈でも、うちは濃度が低いから大丈夫〉と思っていられる時期は、徐々に終わりつつあるのかもしれない」という斎藤さんの意味深の言葉に、私の中の何かが疼きました。

 というわけで『一九八四年』にしたいと思います。

最初に、オーウェルの「作品」としたのは、斎藤さんも複数のオーウェル作品を紹介していることと、すでに既読の方もいらっしゃることを勘案して、このほかに、『動物農場』と『オーウェル評論集』もOKということにします。

「読んだふり本」第一位が『一九八四年』だそうですが、私には「読んだつもり本」第一位だったかも。5月はオーウェルにどっぷり浸かりましょうか。










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