top of page
335199_l.png

ふふふ読書会  吉祥寺 ◉ 7月読書会のお知らせ

日      時: 2024年7月27日(日)午後3時30分〜午後6時00

テキスト:『黄色い家』川上未映子

61Zh8vKvv8L._AC_UF1000,1000_QL80_.jpg

5月12日のふふふ読書会(生田)の本は、ジョージ・オーウェルの作品です。

先月の『本の栞にぶら下がる』の中でも、1章を割いて書くほど、斎藤真理子さんには「気になる」作家であり続けたジョージ・オーウェル。私も「気にはなりつつ」購入したまま積んどくでしたが、斎藤さんの文章に休眠状態の関心が呼び覚まされました。

お隣韓国の脱北者の話に繋げて、「考えてみれば、私が長い間『一九八四年』を読むたびにうんざりしてきたのは、そこに描かれているのが予想もつかない醜悪さではなく、いやというほど予想のつく醜悪さであり、それが濃縮されていたからではないだろうか。そして、〈でも、うちは濃度が低いから大丈夫〉と思っていられる時期は、徐々に終わりつつあるのかもしれない」という斎藤さんの意味深の言葉に、私の中の何かが疼きました。

 というわけで『一九八四年』にしたいと思います。

最初に、オーウェルの「作品」としたのは、斎藤さんも複数のオーウェル作品を紹介していることと、すでに既読の方もいらっしゃることを勘案して、このほかに、『動物農場』と『オーウェル評論集』もOKということにします。

335199_l.png
7/27 『黄色い家』川上未映子を読む

現代社会の様々な「生きずらさ」の中で、それでも懸命に何かを模索する女性達の心理を、繊細なタッチで描き続ける川上未映子。
世界中が待ち焦がれた最新作は、なんとミステリー?
自身の前短編集『春の怖いもの』内の『娘について』よりインスピレーションを受けたという本作は、まさに彼女がこだわり続ける「女性・身体・家族」をテーマの根底にした、90年代日本を舞台にしたノワール(犯罪)ロマン。
「人間のどうしようもないエネルギーを物語にしたかった」という著者の言葉から推測する印象は、彼女のこれまでの作品にはなかった何か力強いパワフルなもの。その中に川上未映子独自の繊細さをどう織り込んでいくのか大変興味のあるところです。
22年のふふふ読書会吉祥寺の第1回は著者の『夏物語』よりスタートいたいました。丸二年後の今夏は、まさに彼女の新作について語り合いたいと思います。

bottom of page